保水・保油力、肥満防止、結着剤・保存料を必要としない安心安全な食品づくりを実現。
下の【写真1・2】は生チョコレートがすぐに分散し、適度に固まったことを表しています。6人の試食者がヒマワリピス配合と無配合では、配合品の方に蕩けるような甘味と、香りを余計に感じると言う結果が得られました。
日本では年間1人平均2.2kg、欧米では10kg近くチョコレートを消費しています。美味しく、太らないチョコレートがターゲット市場になります。
カカオ、砂糖、クリーム、他の分散効果と、カカオポリフェノールメイラード反応の香りが保油効果の中に閉じ込められ、口の中で壊れる現象が美味しさを増します。
【写真1】撹拌した生チョコレートがすぐに分散し、適度に固まる |
【写真2】【右側】ヒマワリピス配合:断面に巣がなく均一に |
いつまでも瑞々しい麺類蕎麦・うどんなどの麺類に小匙ほどの量を配合するだけで、つなぎ効果があります。離水防止効果があるため、30分以上経過しても、プリプリ感があり、引っ付きのない保水効果が確認できました。見にくいのですが、【写真3】の蕎麦の右半分がヒマワリピス配合、左半分が小麦粉だけのつなぎでつくられた蕎麦です。右の方(ヒマワリピス配合)に艶が残っているのが分かります。また、左の方(小麦粉だけのつなぎ)が一部ブロック化しているのが分かると思います。
うどんは今までに類のないようなプリプリ感が出て、歯応えが抜群でした。おそらく、離水問題で店頭に長く置けない麺類に一つの解決策を与えられるのではないかと考えています。 |
【写真3】蕎麦の保水効果テスト右半分がヒマワリピス配合、左半分が小麦粉だけのつなぎ |
弾力感があり、ジューシーなハンバーグが出来ます。他の食物繊維では、ひび割れ、ボソボソ感が生じますが、親油性で一体感があり、これら一般のファイバー添加で目立つ欠点が少ないことが確認されております。ドリップ防止にも効果があります【写真4】。
また、パン、クッキーなど、特にバターリッチ品の保油効果に優れ、膨らみ・甘味・香味が向上したほか、米粉パンのつなぎとしても使用できます【写真5・6・7】。
クッキーの焼成では、熱伝導率の向上、仕上がり時間の短縮、型保持性の向上が見られました。
【写真4】【右側】ヒマワリピス配合:一体感、弾力性のあるハンバーグ |
【写真5】【右側】ヒマワリピス配合:きめ細かい仕上がりのスポンジケーキ |
【写真6】甘味・香味が閉じ込められたクッキー |
【写真7】米粉パンのつなぎにも |
もったいないバイオマスの『ヒマワリ総合利用構想』を簡潔にまとめました
右の画像をクリックして下さい。Adobe Acrobat Reader ならびにプリントアウトして
ご覧頂けます。容量を抑えているため見づらい等の場合があります。参考としてご覧下さい。
インターネット環境によりダウンロードに時間がかかる場合があります。何卒ご了承下さい。
日本語版
English Version