保水・保油力、肥満防止、結着剤・保存料を必要としない安心安全な食品づくりを実現。
新興国の急激な需要増で資源が取り合いとなり、運び過ぎがエネルギーの異常な高騰と富のアンバランスを生み、
イデオロギーより妬みの紛争が増えてしまった昨今、身近な資源を最大限に活用した地産地消型農業システムを日本の耕作放棄地で構築し、
そして世界で役に立てる形に持って行けるようなシステムの確立を目指します。
世界が幸せの黄色い花で埋まるように、平和への貢献につなげていけるように願っています。
紙の原料の大半は、植林から伐採まで7〜8年掛かるユーカリです。成長の時間のかかるユーカリでは足りなくなる時が来ると考え、この1年草外皮の非木材紙を最後の副産物として他の部位から価値の高い商品を開発する一年草総合利用の開発を行ってきましたが、まだまだ効率一辺倒の開発が進んでいます。
再度、非木材紙が見直される時が来るのは20年以上先と思われ、環境破壊に対する厳しい規制の時代が更に強まるなか、地中のミネラルバランスに対する悪影響、砂漠化、多発する山火事など、本当の意味での自然豊かな森林の保護にはつながっていないことに気付く時を待たねばならないようです。
現在、紙から同じセルロースを主要成分とするより付加価値の高い、「髄=ピス」の食物繊維に研究開発テーマが移っているのは、高度活用を探求している中での自然の流れであり、他の部位の活用が外皮の収集コストを下げ、最後は非木材紙の復活を呼ぶと考えています。
日本には、40万ヘクタールと言われる耕作放棄地がありますが、例えば耕作放棄地にヒマワリを植え、観賞用として観光客を集めているところもあります。
すでに日本全国で耕作放棄地活用としてヒマワリが栽培されており、そこにヒマワリ総合利用の地産地消型活用が生まれてケミカルフリー食品の普及と、カーボンオフセット建材、紙の活用などが展開されていきます。同じ一年草として、さとうきびやソルガムなどもヒマワリと同様の展開が期待されます。
【もったいないバイオマスの『ヒマワリ総合利用構想』】 PDFファイル:2ページ(日本語版/英語版)
※アンチエイジングシュガー…抗酸化能を有する含みつ糖とシロップ、ヨコスカシロ、生なり糖事業の継続、拡充糖尿病患者でも安心して食せる甘味料
サトウキビと同じイネ科C4植物であるソルガムは、4ヶ月で3〜4メートルになります。糖度はサトウキビ同様20になる品種もあり、現在日本では約122万トンのソルガムが牛のサイレージ飼料用に栽培されています。さとうきびの研究を活かし下図のような総合利用を展開していきます。
相生市にあるFEC社の真空セパレータを使って3Sの植物水の抽出実験を行うと、固液分離は完璧に行われ99.9%近い液体が分離できますが、いずれも最後の5%の結合水は濁っており、明らかに抗酸化成分が含まれていました。特にサトウキビからは青色の結合水が分離され、キビポリフェノールと糖のメイラード反応物で抗酸化能が強いことも実証できています。ケインセパレーションシステムでは加水しないので、分離される液体は全て植物水であり、将来の水危機に大きな可能性を残した研究であると考えています。
もったいないバイオマスの『ヒマワリ総合利用構想』を簡潔にまとめました
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